今回は、長く快適に暮らすために知っておきたい「外装工事の適齢期」についてお話しようと思います。
外壁を塗装すると、壁には薄くて丈夫な膜ができます。
この膜は、見た目を美しくすると同時に、雨や紫外線から建物を保護します。
塗料によっては、防カビや耐熱、遮熱などの機能も発揮します。
紫外線や湿気、雨などに影響を受け続け劣化していくと見た目はもちろん、保護機能も落ちていきます。
<適齢期サイン>
・カビや藻による汚れ
・塗装の色あせ
・塗装のヒビ割れ
<適齢期サインを見落とさないために>
新築から数年間は、汚れやカビの掃除がてらご自身で点検してみましょう。異変に早く気付けます。
それ以降は10年・15年・20年と、ぜひプロに依頼し点検することをおすすめします。
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外壁の汚れ(黒ずみ)が目立ちます
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塗装後は新築時の外観の美しさが蘇ります。
屋根材は老朽化するだけでなく、自然災害などでダメージを受けたりもします。
屋根の下地には防水シートが張られているため、通常、すぐには雨漏りはしません。
ですので雨漏りが起きるのは、非常に状態が悪くなっているということです。
大掛かりな工事になる前に対処できることが理想です。
屋根の工事は2種類あります。
●重ね葺き(カバー工法)…現在の屋根材の上に新たな屋根材をかぶせる方法。
工事期間が短い、費用を抑えられるメリットがありますが、傷みの状態によっては工事できない場合があります。
●葺き替え…下地から表面まですべてを新品の屋根材に変える方法。費用はかかりますが、
雨漏り対策に加えて、外観のイメージチェンジ、耐震性の向上もできます。
<適齢期サイン>
・風が強い日に、屋根から音がする
・屋根材が色褪せたり、割れたりしている
・天井など室内にカビや雨ジミができた
<適齢期サインを見落とさないために>
室内は日頃から点検をしましょう。10年目以降は5年ごとに屋根に上がれるプロに依頼し、しっかり点検を。
地震や台風の直後は、まずは自分の目で、飛来物で割れがないか?瓦が飛んだり、割れたりしていないか?見てください。
「もしかして」と思ったら、プロに連絡をしましょう。
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屋根材の痛みが目立ちます。
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瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根へ葺き替えました。
色も雰囲気もガラッと変わりました!
屋上やバルコニーには屋根がないため、一般的には、下地に防水層をつくり、その表面にトップコートを塗って防水しています。
しかし、紫外線や雨、風、雪の影響を強く受け、年数が経つと劣化してきます。
<適齢期サイン>
・防水面に浮き、膨れ、シワができている
・防水面と建物の境や隅にヒビや剥がれがある
・水はけが悪い、水が溜まる
・雨漏りがする
<適齢期サインを見落とさないために>
防水に問題がなくとも、排水溝周りに土や木の葉が溜まると、雨水が室内に入る原因になり得るので、
定期的に掃除をすることが第一です。その際、上記のサインがないかも確認しましょう。
防水工事の種類により耐久年数は異なりますが、多くの場合、10年〜15年で寿命を迎えます。
10年目からは5年に1度の点検・メンテナンスをおすすめします。
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表面のひび割れが目立ちます。
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防水工事後は見事にきれいになりました!
外壁塗装、屋根工事、防水工事は、それぞれが専門業者にわかれていることが多く、業者選びに迷う方は少なくありません。
鉄壁外装グループでは3つの工事すべてを専門に扱っています。まとめて点検をすることも、工事をすることも可能です。
どんな些細なことでも「アレ?」と思ったら、お気軽にご相談ください(^^)