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元請け業者と下請け業者、どっちがいいの?

こんにちは。鉄壁外装府中店ブログ担当熊崎です。

気付けば11月中旬・・・ついこの間まで夏だった気がしたのに、年々時が過ぎるのが早くなっているような気がしています。

前回のブログでSHISNEIと鉄壁外装の関係性についてご説明させていただきました。

その際出てきた「元請け・下請け」という言葉を、ご存じの方が多いかと思いますが、私なりの解釈も加えてご説明できればと思います。


 

下請けと元請けの違い

 

◆元請け業者・・・お客様と直接やり取りをし、工事依頼をいただ際に自社で直接施工や現場管理を行う業者と、

         お客様からの依頼の請負(営業・管理)のみを専門とし、実際の施工や管理は専門業者(下請け業者)へと依頼をする業者の2種類がある。

◆下請け業者・・・お客様との直接的なやり取りは基本的になく、お客様から工事依頼を受けた元請け業者からの依頼で、実際の施工を行う業者。

 

元請け業者には、①下請け業者に依頼を出す業者と②自社で施工を行う業者に分かれ、それぞれにメリットやデメリットがあります。

 

①下請け業者に依頼を出す業者(ホームメーカー)

【メリット】

・社会的信頼度が高く安心感がある。

・新築時のアフターサービスの期間・内容であれば、工事費用が安く済むことがある。

・自分で業者を探す必要がない。

・内外装問わず、リフォームやメンテナンスの相談ができる。

【デメリット】

・現地調査の担当者は、工事に対しての知識が全くない場合がある。(工事の必要性の判断に誤りがある場合がある)

・施工だけでなく管理も下請けに出している場合もあり、リアルタイムで施工がどうなっているのか見えずらい。

・中間マージンが発生するため、基本的に工事費用が高額

・実際に施工をする職人の技術などを確認する術がない。

 

②自社で施工を行うの元請け業者(地域密着業者や一人親方)

【メリット】

・工事依頼内容が現場に伝わりやすく、突発的な要望などに対しての対応が早い。

・中間マージンが発生しないため、お客様の費用負担が少ない。

・工事の知識のある人が現地調査に来てくれることが多く、建材・塗料メーカー推奨の観点や経験による観点から適切な工事の提案を受けられる。

・地域密着なことが多く、気軽に相談ができる。

・施工事例など、実際に施工する職人の技術が確認できる。

【デメリット】

・まったく工事を担ったことがなくても元請け業者として営業はできるので、施工実績などを確認し見極めが必要。

・保証・アスターフォロー体制がホームメーカーより劣る場合がある。

・内外装で業態が分かれていることが多いので、自分で各工事ごとに業者を探す必要がある。

(業者間で紹介が可能で、探す必要のない場合もあります)

 

元請け業者の①と②、それぞれにメリットやデメリットがあり、どんな点で選ぶかはお客様それぞれになりますので、どんなポイントを重視したいのかを決めておくのも、業者選びのヒントになると思います。

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元請けと下請けの説明は以上になりますが、弊社はどうなのか。前回のブログでも記載させていただきましたが、いま一度ご説明させてください。

 

【鉄壁外装 府中店で施工を行う職人について】

◆自社職人・・・株式会社SHINSEIに所属。(株式会社SHINSEIについては、前回のブログをご覧ください)塗装を専門とする職人が多く、鉄壁外装直営店での施工も担ってる。

◆専属職人・・・鉄壁外装直営店を含む株式会社SHINSEIの現場専属で塗装や防水工事の施工を行う外注の職人。弊社の基準を満たす技術を持つ職人にのみに施工を依頼、技術面で劣る心配はありません。

◆提携店職人・・専属職人と同じく外注の職人。主に塗装以外で外壁に付随する工事(足場や屋根の板金工事)を専門とする職人で、より専門性の高い工事を担う職人で、高い技術をお客様に提供するために、あえて外注職人が担当をしています。

 

鉄壁外装 府中店は基本的に②の施工も管理も自社で行う元請け業者ですが、足場や屋根の板金工事など、一部を提携店職人に外注、

いわゆる下請け業者に依頼を出しています。

自社職人では屋根の板金工事や足場を組むことができないのか?というと、実はそうではありません。

また、同業者として大変残念ですが、専門的な知識を持たず、屋根などお客様には見えない場所なので、見よう見まねで工事を請け負ってしまう業者がいることも事実です。

鉄壁外装 府中店の母体となる株式会社SHINSEIは基本的に外壁塗装を専門としており、屋根工事などに関してはより技術の高い専門業者へ依頼するのが、お客様の建物を守る一番の方法だと考えています。

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「下請け業者は質が悪い」という話を耳にしたことがあると思います。

これは、下請け業者に依頼を出す元請け業者が十分な工賃を下請け業者に渡さず、工賃の安く経験が少ないため技術が未熟な職人が施工の担当になってしまう、もしくは、下請け業者の技術力など関係なく依頼をしている場合なのだと思います。

かといって、下請け業者だから、必ずしも技術が劣るというわけではありません。

なかには熟練した職人も多くおり、ただ自分で工事を請け負うには様々な負担が発生するので下請け業者のままでいる職人もいます。

 

お客様の建物を守る大切な工事になるので、金額やネームバリューで選ぶことも1つの手だと思いますが、まずは施工事例などを参考に、実際に施工する職人の技術力や担当者の対応などをみて決めていただくのが納得いく工事につながること思います。

 

つい熱が入って、いつもより長くなってしまいました!まだ次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

【外壁塗装・屋根の葺き替え・防水工事は鉄壁外装府中店へ!】

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