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塗料の色選びのポイント①≪失敗しないために知っておきたいこと≫

≪外壁・屋根の塗装工事を依頼!塗料の色選びのポイントは?失敗しないために知っておきたいこと≫

 

 

こんにちは。

オリンピック、はじまりましたね!そして毎日本当に暑いです。鉄壁外装府中店ブログ担当(3児の母)熊崎です。

ここ2週間ほど、暑さに加えて3人の子供たちが代わるがわる体調を崩し・・お休みをいただいていました。

最近のもっぱらの趣味?は、通りかかった道に隣接するお宅の外壁の色味チェックで、お休み中も車で通院しながら

しっかりとチェックをしていました笑

 

外壁や屋根の塗装を依頼した際、工事内容が決定すると実際に塗布する塗料の色を決めなければなりません。

服や物と違って大きな選択ですし、塗り替えも安易にできないからこそ、色を選べるとなると・・・悩みますよね。

外壁や屋根の塗装は、どんな色を選ぶかで、仕上がりも満足度も、耐久性も変わります。

既存の色味のまま・・・ガラリと印象を替えたい・・・建物もそれぞれなら、色へのこだわりも人それぞれです。

 

鉄壁外装 府中店では、色でお悩みのお客様で希望の方にのみ「カラーシミュレーション」を用いて、色のご提案を行っていますが、

(※安易にカラーシミュレーションをススメてしまうと、かえって悩んでしまう方もいらっしゃるのでご希望の場合のみ行っております。)

今回は、塗料の色選びの際の注意点やポイントを、カラーシミュレーションの上手な使い方なども含めて、何回かに分けて書いていきたいと思います。

 

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≪色選びの落とし穴!イメージ通りに色を選ぶポイント≫

 

【面積効果】

 

外壁や屋根の色を決める際、多くの場合、最初に600色以上のパータンのある「カラーサンプル帳」を使い、お好みの色を決めていきます。

ただ、「膨大な数から選んだけれど、実際に出来上がった外壁はイメージと違った」ということも珍しくはありません。

 

これらの原因のひとつは、塗料を塗る面積によって見え方が変わる【面積効果】にあります。

 

塗る面が広ければ広いほど、明るい色はより明るく(薄く)、暗い色はより暗く見えてしまうこの効果は、

見本帳で決めた色がその何百倍も大きい外壁や屋根の面積になった際に

「想像以上に明るい色に仕上がってしまった」「イメージしていたより地味で暗い印象になってしまった」「周囲から浮いていて、落ち着かない」

などの結果を招いてしまうのです。まずは、この面積効果のポイントを踏まえたうえで、手のひらサイズほどのカラーサンプル帳より色選び、

大体の色が決まった後に、少し大きめのA4サイズの色見本で最終決定をしていきます。

 

 

【塗料のツヤ】

 

ブログの冒頭部分で、「どんな色を選ぶかで、仕上がりも満足度も、耐久性も変わる」と書いたのですが、仕上がりや満足度はわかるけど耐久性?と疑問に思った方もいらっしゃるかと思います。

耐久性については、塗料の色そのものに関係する場合もありますが、見落としがちな【塗料のツヤ】にもポイントがあります。

 

塗料には、どのタイプのものにも、もともとツヤがあります。

このツヤに関しては、「全ツヤ→7分ツヤ→5分ツヤ→3分ツヤ→全消し」と、段階を経て消すことも可能で、ツヤがあるとないとでは、見た目に大きく変化が出てくるので、こだわりを持って塗料の色を選びたい方には、見落としてはならない重要なポイントになってきます

しかしながら、ツヤを消すことで残念ながら耐久性は落ちます。ツヤ有りに比べて、汚れが付きやすかったり熱に弱かったりしてしまうのです。

この話を踏まえると「ツヤをなくす選択肢はないじゃないか」と思いがちですが、近年では、住宅の塗装は10年に1度行うという理想的な認識が広がっているのため、著しい劣化が起こる前にメンテナンスを行うことで、一度ツヤを消してみて、次はツヤ有りにしようという選択も可能です。

毎日住み続ける家なので、色味や質感にこだわり、ご自身の納得いく仕上がりを優先するのも一つの選択になってきます。

※鉄壁外装では、質感や艶にこだわりのない方にはツヤ有り(全ツヤ)をおススメさせていただいています。

 

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第1回、色選びについて、いかがだったでしょう?

 

「面積効果」という言葉は、私は鉄壁外装に勤めて初めて知った言葉です。初めて塗装を検討される方のほとんどが同じなのではないでしょうか?

次回は具体的に色を選んだり、悩んだときにはどう決めたら良いかなども書いていけたらと思います。

 

お天気が不安定な日が続きそうですが、次回もどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

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